タマヤだより Blog

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17.12.23

日経MJに掲載していただきました。3

前回は、特に屋号についてのことを紹介させて頂きました。
今日はロゴマークについてです。
これも前回のブログの内容とかぶりますが、社名を先代が現在の米麦館タマヤに変えた後でもタマヤさんと呼ばれていました。ちなみに漢字の部分の読み方は、マイバクカンです。
よく間違われます。この社名については別の機会に。

さて、ロゴマークに戻ります。その居酒屋のおかみさんもそうですが、
タマヤさんと覚えているのに米麦館のロゴだと分かりにくい。
屋号は戻しても分かりやすいロゴマークが無かったので、デザイナーさんにお願いしてロゴマークを含めて、HPなども作成をお願いしました。
現状のままではダメだという想いもあり、要望をお伝えし何種類かデザインを出していただきました。

確か5種類あったと思います。ここで本当に悩みました。自分自身は結構デザインを好きな方なのでデザイン雑誌などを本屋でみたりしていました。好きなだけでセンスがあるかは別の話ですが・・・
ただ、好きで見ていたせいか、余計に悩んだように思います。
社内でも実際に、スーパーで買い物をする主婦の年代の人に意見を聞いたりもしましたが、決めきれませんでした。
この時のように行き詰った時に必ずするのは、現場を見に行くことです。
このデザインの場合は、スーパーのパン売り場に行きました。
そこで、“これやっ”というのが直感的に決まりました。
その理由として、覚えやすい、特徴が出ている、なんかロゴも親しみをもって言って頂けるんじゃないか。それが、今のロゴマークでした。

覚えやすいというのは、
昔からのタマヤパンのお客様にも、ロゴが変わってもタマヤパンということが分かり、次に買う時もあのマークやったな、と覚えやすいこと。
特徴がでているとは、
国産小麦を使うこと、3代目続いているお店ということ。
そして、親しみを持って頂くというのは、
マルタのパンと言って頂けることです。
これらの要素が、3代目に変わってもまた昔と同じように日々食べて頂けるのではないかと思い決めた要因です。
今では、ホントにマルタのパンと言って頂けますし、昔からあるパン屋さんというイメージもあり、思った通りのイメージを持っていただけているようです。
どこに行ってもこのマークがいいと言って頂けます。
そういうお声を聞くたびに作成頂きましたデザインナーさんには感謝の気持ちでいっぱいになります。ホントにありがとうございました。
続く