タマヤだより Blog

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17.12.30

日経MJに掲載していただきました。6

前回は大和田さんとの話を書きましたが、
今日はこまめに営業で売場を回り、地道に広げていったという話です。

これは、ホントの話です。社長が売場に立って試食販売をすんの??と思った方がいらっしゃるかもしれませんが、いや本当なんです。実際に回っていました。

お陰様で、全国各地のスーパーさんからお声をかけて頂きまして、
いろんなところに伺いました。
その時の率直な感想ですが、自分自身が『日本の小麦で日本のパンを作ろう』と言っているのにもかかわらず、まだまだ日本のことを知らないなぁと実感しました。

地方に行くと、時間があれば必ずと言っていいほどパン屋と道の駅などの農産物の直売所に寄ります。
パン屋は皆さん想像つきますよね。パン屋だから…。
道の駅とか農産物の直売所??はなぜって思いますよね。

実は、大和田さんをはじめ農家さんとお付き合いをさせていただくことが多くなってきまして、お話を聞くたびに農業やその地域の特有の食べものなど非常に興味深いものが多くあります。
それで、そういったものがどこにあるかというと、道の駅や直売所ですよね。
それで立ち寄るようになりました。
今は全国どこにでも、数多く出来ているので非常に面白いです。
食という分野では同じなので、勉強になることが多いです。
食に興味ある方にはおススメです。自分の知らないものに出会えるチャンスです。

またまた話がそれました。本題に戻ります。
実際に売場で試食販売など行っていました。
もちろん営業のメンバーも行っているので、その際のお客様の声なども聴くのですが、やはり自分自身で言って確かめないといけないという想いもありました。
というと聞こえがいいですが、中小企業なので人手不足もあったので、そういう事情も兼ねてます。(汗)

売場での、率直なお客様のお声は非常に参考になります。
相手の方はまさか社長だと思ってないので、
たまに
『こういうこと社長に言っといて~』
と言われることもありました。
その時に
『実は~僕なんです~・・・』
と言うと、一瞬止まって『えっ』と言われることも多くありました。

いろいろと印象に残っていることはありますが、
1つご紹介すると、ある共通の方を通じてご紹介頂いた方が、実は百貨店催事で販売していたときに接客をしたお客様だったことでした。
その方は、僕の名前を聞いたときに『あ、あの人かな?』と思ったらしいのです。
それで会った時に本当に想像していた通り、僕が居たので、やっぱりと思ったらしいです。その時に『私、前に社長に1回会っている』と言われびっくりしました。
こんなこともあるんですね。
特に接客が上手というわけでもありませんが、こうやって覚えて頂いているのはありがたいことです。
そういった地道な営業活動を営業メンバーと一緒にやり続けてきた結果が少しずつですが、大和田さんの食パンを知って頂く機会になり、リピートされる方に繋がったというのが、今回の話の内容です。

改めて、こういった形で掲載頂き嬉しい限りです。
まだまだ発展途上の弊社ですが、これがより多くの皆さんに日本の小麦のパンを知って頂くいい機会になることを願っています。
取材頂きました竹内謙礼先生ありがとうございました。