タマヤだより Blog

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18.01.11

タマヤパンの天然酵母の理想のお米との出会い①

タマヤパンの西尾です。
ずっと探していた理想のお米に奇跡の出会いは、考えてもいない場所で見つかりました。取引先様でのたまたま聴いた講演で出会いました。それは豊岡市長(中貝 宗治様)の講演でした。
豊岡市に「コウノトリ」が生息していることをご存じでしょうか?1971年に日本国内の野外コウノトリは絶滅をしました。その後から現在に至るまでコウノトリ野生復帰のストリーに熱く感動し共感しました。
豊岡市では、「コウノトリ育む農法」と言う農法でお米を栽培しています。「コウノトリ育む農法」とは、無農薬栽培、特別栽培(農薬や化学肥料をほとんど使用せず)、コウノトリも住める豊かな文化・地域・環境づくりを目指す農法で、田んぼやそのまわりには、生き物が多く生育しています。
豊岡市に初めてお伺いした際に見せて頂いた映像では絶滅した当時の栽培方法は、ヘリコブターから農薬を大量に蒔く映像があり今でも鮮明に覚えています。結局、農薬により生き物が居なくなり、生態系が崩れコウノトリが生息出来ない環境になってしまい絶滅に追い込まれたと言うことです。

今では、100羽近いコウノトリが野外で生息しています。兵庫県立コウノトリ郷公園に行くとコウノトリが飼育されていますのでいつでも見られます。たしか15時から餌の時間なので野生のコウノトリ(羽を広げると2M近くある)も上空を飛び回っているのでなかなか迫力があります。
(〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺字二ケ谷128 TEL0769-23-5666(代))
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/
その後、タマヤパンでは、豊岡市「コウノトリ育む農法」で作られた「コウノトリ育むお米」で天然酵母(米糀種)を2014年から毎日作ることになります。

(つづく)