タマヤパンが目指すもの②
前回の続きです。
前回は:https://maibakukan.co.jp/tamaya-blog/タマヤパンが目指すもの①/
タマヤパンの役割って、使命って何か?を考えていて・・・という話で。
改めて
タマヤパンの役割は何か?
タマヤパンは事業が永続することを目標としているのはなぜか?
そんなことを思い返しました。
その後も考え続け、”我々の事業は何か?”を定義し直しました。
・安心・安全な食の選択肢を提供すること
これが我々の事業ということです。
そして、コロナから続き、戦争があったり、いろんなことが起こっているこのような情勢の中でタマヤパンが一つの会社として、小さなことでも社会に貢献できることは何か?
タマヤパンの役割、企業の役割とは?を考えた時に、先代が書いていた40周年の記念誌の言葉を思い出しました。
『企業が世の中に存在する目的は、人間の生活を豊かにすること、すなわち社会に対して価値を提案し続けることだと思います。』
そうであるならば、この先行き不透明な、不安定な時代を生きていく、人たちのために食を通して貢献しようと。そして、未来を担う子供たちに明るい未来が想像できるように、何か役に立てれば!と考えるようになりました。そこで、ミッションも言葉の表現を改めました。
安心・安全な食を通して
『子どもたちの未来』を創造する。
これを、我々のミッションとしました。
HPにも詳しく想いは載せていますが、こちらでも紹介します。
ミッション
安心・安全な食を通して
『子どもたちの未来』を創造する。
タマヤパンはずっと考えてきました。
『パンで人を幸せにしたい』と。
戦後、食糧難の時代。
配給される麦の活用に困る人たちに
おいしいものを食べてもらおうと奮起したことが
そもそも、タマヤパンの始まりです。
そこから時代はすっかり変わり
食に対するお悩みも多様化しました。
中でも多いのは、お子さんの食に悩む親御さんからの声です。
私たちはそうした声に寄り添い
”安心、安全な食を通して、『子どもたちの未来』を創造する”企業であり続けます。
子どもたちの未来を照らすことは、
社会全体の未来を照らすこと。そう、信じて。
以上です。
ミッションを表現する言葉は変わりましたが、本質的な中身は変わっていませんし今までより更に突き詰めて進んでいきたい。そして、会社組織というものが果たす役割を全うしていく。そんな決意表明でもあります。
創業者が戦後すぐに会社を興し、食糧難の時代にある意味インフラとして事業を継続、拡大し、2代目が、地域の商店街になくてはならない”パン屋さん”を展開することで担ってきた役割。それと併せて、外国のものである”パン”というものを、日本の小麦で作るチャレンジをし、そして、毎日食べる白ごはんの役割として日本のパン文化を作ろうと日夜、挑んできた歴史があります。
そうした数々の事業の経緯が、今では、添加物に頼らず、できる限り国産原料で、目に見える形で生産者との繋がりの中からの原料調達など、様々な独自の事業のプロセスがあります。
そういったある意味、便利、効率といった本来優先的に考えるはずの作る側の都合を捨てて、より、安心して日々、食べていただけるように、”お客様の目線”で、パン作りを続けられている原点です。
今回のミッションにある、子どもたちの未来を!という表現は
創業から約80年を迎えるこの事業を、未来のお客さんたちにも繋ぎ、どんな世の中になっても人の温かみ、作り手の想いが感じられる、パンをお届けしたい! そんな想いも込められています。
伝えたい内容がまとまらず、結局、なんやねん!って感じの方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)
まとめると
ミッションの表現は変わりますが、タマヤパンはこれからもみなさんに、心から美味しいと言っていただけるパン作りを続けていきます。
(はぁ~タマヤパンのパンやっぱり美味しいわ~優しい味するわ~的な言葉が思わず漏れる)
そして、どんな外部環境にも負けず、永続する事業として皆さんとともに成長、発展していこう!ということです。
長くなりましたが
みなさま、今後ともよろしくお願いします!