働きやすい職場、目指します①

こんにちは！ 3代目の田中です。

感染症による行動制限が緩和されましたが、いかがお過ごしですか？

3月中旬頃から人の移動がとても活発になり、僕も出張に行く先々でびっくりしています。ここ3年に降り積もった雪が一気に溶けたような、賑わいを感じる春です。

さて。タマヤパンも3月21日に新年度をスタートしました。

じつは今年度、タマヤパンの「変化の年」と位置付けていて、社内改善で会社全体を大きく変えることになりました。

それはなぜか？ 僕が3代目になって今年で11年目。そのなかで、「おいしいものを作るには、まず、作る人が幸せであること」を重視する思いが、年々強くなっていることに起因しています。

今回の社内改善は、その考えを具現化しようとするものです。

そこでこのブログでも数回に分けて、新しい社内制度の一部をご紹介しようと思います。それがコチラ。

１）スタッフ間の呼び方改革
２）髪色、服装の自由
３）年間休日アップ
４）育休、産休、介護休暇制度改革

やりたいことはまだまだたくさんありますが、

まずは、この4つを今年度からスタートします！

今回は１つ目の「スタッフ間の呼び方改革」について説明します。

これは社内の人の名前を呼ぶ際に、役職ではなく「〇〇さん」とする、ということです。

うちは以前から「〇〇さん」や「〇〇くん」で呼び合うことも多いのですが、僕のことも「社長」ではなく「田中さん」と呼んでもらうことにしました。

なぜそうしたか。理由は3つあります。

ひとつには、人は役職ではなく、その人の存在そのものが素晴らしい、だからこそ、その人の本質を見てもらいたいという想いです。

また、昇格や降格によって、その人自身の尊厳に影響を及ぼしたくないという配慮もあります。

そして最後は、僕が昔、先輩から言われた言葉が影響しています。

僕が大好きな岸和田だんじり祭には、仕事同様に「役」があります。役に就くと自分の町の看板を背負うような感覚になり、気が大きくなることがあります。

そんな時、先輩から「お前はどこどこの団長ではなくて、田中まさひろという個人として生きていけ」と言われました。以来、ずっと心にあり続けています。

会社や祭り、その他どんなところで役を担うことがあっても、決して驕らず、そのままの自分でいたい。そして、会社のスタッフにもそうなって欲しい。そんな思いが込められています。

役職呼称から「さん」付け呼称へ。小さな変化ではありますが、こうしたたくさんの想いを込めて、社内の約束事としました。

このほかの、「髪色、服装の自由」「年間休日アップ」「育休、産休、介護休暇制度改革」については、また順次説明させていただきます！